研究のあゆみI -著書・翻訳-

これまでの主な研究業績を,項目別・年代順に掲載しました。 なお,国内学会および国際会議や国際シンポジウムなどでの研究発表や国内・国外での講演会などに関しては省略します。

著書(○は単著、*は共著もしくは編著)
『ラテンアメリカ世界-その歴史と文化-』 pp.109-129 世界思想社(増田義郎・山田善郎と共編) 1984
樺山紘一編『大航海時代の戦争』 「新大陸へ。コンキスタドールの進撃」 pp.105-159 講談社 1985
『ラテンアメリカ史-植民地時代の実像-』「ペルー副王領」 pp.100-206 世界思想社 1989
『ラス・カサス伝-新世界征服の審問者-』 344pp.+24 岩波書店 1990
『アンデスの記録者ワマン・ポマ-インディオが描いた《真実》-』 pp.1-228 平凡社 1992
『ラテンアメリカ-自立への道-』 第1部「植民地時代から共和国の時代へ」 pp.1-93 世界思想社 1993
『もうひとつのスペイン史-中近世の国家と社会- 』「インディアス論争」担当 pp.71-152 同朋舎出版 1994
『大航海時代における異文化理解と他者認識-スペイン語文書を読む-』 242pp+24 渓水社(広島) 1995
『ラス・カサス 』「人と思想」シリーズ143 229pp 清水書院 1997
『アンデス文化を学ぶ人のために』「激動期のアンデス」 pp.1-53 世界思想社 1997
『インカ帝国の虚像と実像』選書メチエ 129 270pp 講談社 1998
El Imperio de los Incas, imagen del Tahuantinsuyu creada por los cronistas 327pp Pontificia Universidad Católica del Perú. Lima 1999
『ラテンアメリカの歴史 -史料から読み解く植民地時代-』 315pp 世界思想社 2005
Apología e Historia. Estudios sobre Fray Bartolomé de las Casas 232pp Pontificia Universidad Católica del Perú 2005・5
Construyendo Historias. Aportes para la historia hispanoamericana a partir de las crónicas. 372pp Fondo Editorial de Pontificia Universidad Católica del Perú 2005.8
『他者の帝国 -インカはいかにして「帝国」となったか-』「クロニスタにみる”インカ帝国”言説とローマ理念」 pp.61-89 世界思想社(関雄二と共編) 2008・3
Miradas al Tahuantinsuyo. Aproximaciones de los peruanistas japoneses al imperio de los Incas 209pp Pontificia Universidad Católica del Perú 2009・9
『アンデス世界 -交渉と創造の力学』 448pp 世界思想社(関雄二・網野徹哉と共編 2012・4
Las Crónicas Coloniales. Fuentes para historias comparadas 183pp Museo Nacional de Arqueología, Antropología e Historia del Perú & PUCP.(Dra.Liliana Regalado, ed.) 2013・9
翻訳(解説付き)
アンリ・ラペール著『カール五世』 文庫クセジュ574 168pp 白水社 1975
ラス・カサス著『インディアスの破壊についての簡潔な報告』 岩波文庫427-1 205pp 岩波書店 1976
ルイス・ハンケ著『スペインの新大陸征服』 344pp 平凡社 1979
チャールズ・ギブソン著『イスパノアメリカ-植民地時代-』 310pp 平凡社 1981
マリアンヌ・マン・ロ著『イスパノアメリカの征服』文庫クセジュ1584 179pp 白水社 1984
カルロス・ダニエル・バルカルセル『アンデスの反乱-独立の先駆者トゥパク・アマル-』 236pp 平凡社 1985
ティトゥ・クシ・ユパンキ述『インカの反乱-被征服者の声-』 岩波文庫444-1 208pp 岩波書店 1987
グスタボ・グティエレス著『神か黄金か-甦るラス・カサス』 208pp 岩波書店 1991
セプールベダ著『征服戦争は是か非か』 「アンソロジー新世界の挑戦」7 252pp 岩波書店 1992
サアグン著『神々との戦い I』 「アンソロジー新世界の挑戦」9 317pp担当pp.177-317 岩波書店 1992(篠原愛人氏と共訳)
シエサ・デ・レオン著『激動期のアンデスを旅して』 「アンソロジー新世界の挑戦』5 289pp 岩波書店 1993
オビエード著『カリブ海植民者の眼差し』 「アンソロジー新世界の挑戦」4 364pp担当pp.1-207 岩波書店 1994(篠原愛人氏と共訳)
ラス・カサス著『インディオは人間か』 「アンソロジー新世界の挑戦」8 343pp 岩波書店 1995
ウェイミュレール著『メキシコ史』 文庫クセジュ 815 170pp.+xiii担当pp.1-86 白水社 1999(篠原愛人氏と共訳)
パチャクティ・ヤムキ著『ペルー王国の昔の出来事に関する報告書』(1)(2)(3)Estudios Hispánicos Vols 23-24-25 大阪外国語大学スペイン・中南米研究室 1998-2008(刊行中)
I.シルバーブラット著『月と太陽と魔女-ジェンダーによるアンデス世界の統合と支配-』 362pp+27 岩波書店 2001
アンリ・ファーヴル著『インディヘニスモ』 文庫クセジュ 856 161pp.+vii 白水社 2002
マリア・ロストウォロフスキ著『征服者ピサロの娘 ドーニャ・フランシスカ・ピサロの生涯 1534-1598』 229pp. 世界思想社 2008
(新訳)ラス・カサス著『インディアスの破壊についての簡潔な報告』 346pp. 岩波書店・岩波文庫 2013
(改訳)セプールベダ著『第二のデモクラテス』 309pp. 岩波書店・岩波文庫 2015