出版案内 『征服者ピサロの娘 ドーニャ・フランシスカ・ピサロの生涯 1534-1598』

2008年8月18日、世界思想社より、マリア・ロストウォロフスキ著『征服者ピサロの娘 ドーニャ・フランシスカ・ピサロの生涯 1534-1598』 María Rostworowski de Diez Canseco, Doña Francisca Pizarro, Una ilustre mestiza 1534-1598. IEP. 3a.edición.Lima. 2004. が刊行されました。この翻訳は、旧大阪外国語大学大学院言語社会研究科もしくは大阪大学大学院言語文化研究科言語社会専攻でアンデス史を学んだ若手研究者 5名(全員がゼミ卒生、1名は現在修士課程在籍中)との共同作業の成果です。原著は、インカ帝国の征服者フランシスコ・ピサロとその愛人のインカ王女 (ニュスタ)との間に生まれたペルーで最初の混血女性フランシスカ・ピサロの数奇な生涯を一次史料を駆使して解明した意欲的な作品です。関心のある方はぜ ひ、ご一読ください(定価2100円+税 ISBN978-7907-1350-0 C1022)